アウトプット勉強法、実践のポイントは体を使うこと

勉強方法はとかくインプットに偏りがちですが、
アウトプットが非常に大事という事を前回の記事ではお話ししました。

今回はアウトプットを効果が行う方法について解説します。

身体で覚えることが重要

インプットとアウトプットの一番の大きな違いは、アウトプットは「運動」であるということです。

例えば。テニスのトップスピンを打つ解説動画を見てトップスピンを打てるようになりたい。

腕の振りラケット面の作りかた体と打点の位置などの知識を動画は分かりやすく教えてくれます。

それだけでトップスピンを打てるようになるでしょうか。

動画の内容を覚えてもその通り体を動かすことができなけらば、トップスピンは打てません。
原理を理解し体をそのように動かすために練習が必要なのです。

そうです。「身体で覚えたことは忘れない」のです。

英語の例文を書き写して覚えますよね。
これは指先からのインプットですが、思い出しながら何度も何度も繰り返し行う書き出すのは
アウトプットになります。

何も見ずに書けるようになったら、よく手が覚えているとか、体が覚えているとか言いいますよね。

野球でもテニスでも卓球でも素振りをしますよね。それと同じです。

つまりそれが体を介した記憶の定着なのです。

学習のアウトプット

学習のアウトプットの一般的なイメージは

  • 学習内容をノートにまとめる。
  • 問題集を解く。

ではないでしょうか。

ペンで書き出すという体を使う作業です。

ノートにまとめる際に学んだ事を自分のなりに再構成する作業で理解が深まります。
頭の中にある知識をノートの上に書いて整理する過程で頭の中の情報も一緒に整理されていきます。

問題集の場合、インプットした知識を様々な方向から検討を加え、問題を解くための手段にしようと脳が頑張るプロセスとして理解が大きく進みます。

どちらも、頭の中にある知識を具体的な形にする(アウトプットする)ために、頭の中の知識の整理がなされるのです。

インプットにも身体を使おう!

よく「身体を使って覚えたことは忘れにくい」と言われます。
これは勉強においても当てはまります。

テキストを声に出して読むと、内容が視覚から入力され
声として聴覚からも入力されるのです。学習対象に別の経路のインプットがあると
1+1以上の効果が生まれます。ちょっとお得な気がしませんか。

その上、声に出すためには、斜め読みできませんよね。
1文字1文字をしっかりと、は大げさにしても、しっかり確認しながら
読んでいるはずです。

ドラゴン桜でも踊りながら覚えるシーンのありましたね。

そうです。インプットは複合的であればある程、学習にとって効果的なのです。

まとめ

アウトプットは脳から取り出した情報をもとに行動することですから、理解が出来ていないの行動できません。

逆に考えると書き出す(アウトプット)事ができれば、理解ができている事になります。

だからアウトプットを効果的に行うには体を明確に使う事が効果的です。

また、インプットも体を使うと効果的です。

まずはアウトプットとして、自分の理解をノートにまとめる事から始めてはいかがでしょうか。

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