アウトプットで学習強化!新社会人のためのアウトプット時間捻出術

社会人がアウトプットで学習成果を出すためには、学習(アウトプット)の時間を捻出する必要があります。

どのように学習するか以前に学習時間をどう確保するかが、時間のない社会人には壁になります。

社会人と学生では学びの目的も方法も大きく変わります。
特に新社会人の皆さんは、戸惑っているのではないでしょうか。
安心してください。
学生時代との違いを意識して、学習時間を確保してください。

社会人になってから、学生時代との差でよく言われるのは

「とにかく時間がない」

最近在宅ワークも多いのですが、朝起きて通勤して9時には仕事を開始して5時まで休む暇がない。
という声も聞きます。

疲れて帰って、夕飯食べてネットをうろついたり、ゲームをしたり、友達をしゃべったりで一日終わってしまいます。

ここからどうやって学習時間を捻出するのでしょうか。

現在の時間の使い方を見直す

会社で働いている時間以外が、すべて学習時間候補です。
かといって寝る間を惜しんでというのは良くありません。
一夜漬けは学生の発想です。

まず、ライフログを取ってみましょう。自分は一日をどのように使っているかを書き出してみます。
ジムに通う日や習い事がある人は曜日ごとに書き出してみましょう。

面倒であればとりあえず、今日一日分の行動を振り返って書き出してみましょう。

書き出す事、これはアウトプットですね。頭の中で思い返すだけでなく、文字にすることで
さらにその時の状況や細かい記憶が呼び起されます。

そして可視化できるようになることで、無駄な時間や隙間時間を見つけやすくなります。

そうです。アウトプットでまずは状況把握をしましょう。

時間がないと言いながら、結構無駄な時間があることに気がつくはずです。

それでは、無駄な時間を活かす方法についてお教えします。

それにはいくつかの方法があります。

学習時間を決める

書き出した時間の使い方の中で、別にしなくても良いものはありませんか。

例えば、

つけっぱなしのテレビでなんとなく見ているドラマ
ダラダラやってしまっているゲーム
動画サイトで気になるタイトルを次々と大した目的もなく見てしまっている。

これらの時間は割と大きな時間となっていると思います。

例えば、22:00から24:00まで学びの時間と決めて、その時間は机に向かう。

というのを実践してみてください。

時間を決めると自分に言訳しづらく、継続しやすいのです。

その際にポイントとなるのが学習方法です。これまで説明してきたアウトプットを多めにしましょう。

アウトプットはインプットより脳に負荷をかけるので、集中することができます。
資格取得の教本を読むのと過去問を解くのでは、どちらが他の事に気を取られるか考えてみてください。

時間を決めて学びに当てる事を自己投資と考えられる人がいる一方
くつろぎのための大切な時間と考えている方もいらっしゃいます。

私はあきらめきれない番組は録画して倍速で見ています。CMを飛ばすと半分以下の時間で見る事ができます。
動画も倍速で見ています。

理性では見なくても良いものと認識しているのですが、妥協して倍速で見ています。笑

ただし、平日に学習したご褒美の位置づけで週末まとめてみるようにしています。

隙間時間

社会人はまとまった時間がとれないので、隙間時間を活用する必要があります。

通勤時間

隙間時間の定番ですね。

電車の中でも資格取得の参考書を読んでらっしゃる方を見かける事があります。

学びにとっては非日常的な空間なのでインプットも集中してできる事が多いのです。

満員電車では本を広げる事も難しいですよね。その場合スマホの電子書籍で学ぶもいいですね。

講義を動画で見る事もできます。

移動中は歩きスマホになるので画面を見る学習はお勧めしません。

耳で聞く学習を取り入れてください。音声教材やオーディオブック。スマホの読み上げ機能もありますね。

少し限定されますが、英語のシャドウイングはいかがでしょうか。耳から聞こえる例文を時間差で発声していきます。
小声であれば周囲の騒音にかき消されて他の人にうるさがられることもありません。

特にこれは優れたアウトプット学習法の一つです。

準備なく行えるアウトプットの訓練として、「見たものそのまま実況」というものがあります。
文字通り、目に入ってきたものをそのまま言葉にするのです。
「信号がまだ赤です。信号待ちしている小学生は青になった瞬間に飛び出しそうですね。」
「あの看板は場所はいいのに剥げてて宣伝効果としては残念。」とか

これは見た内容を整理分析するアウトプットの訓練です。
普段じゃべり慣れていない人は人前で話すときの訓練になります。

仕事と仕事の合間

  • 会議が早く終わった。
  • 方針変更で予定していた作業がなくなった。
  • 客先都合でアポが延期になった。時間がずれた。

このように勤務時間中でもポッカリ時間が空いてしまうことがあります。
予定していなかった時間なので上手く活用できない事が多いですね。

仕事の合間は業務と全く関係のある学習であれば許される場合が多いのではないでしょうか。

特にIT系会社では業務の役立つ知識も多いので許容される事が多いようです。

資格のための学習でなくとも、アウトプットを心がける事で自身の能力を向上させる機会は多くあります。

会議中はメモをとり、議事録を作成する。情報収集と取り纏めを行う。完全にアウトプットの訓練です。
正式な議事録を任されていない場合でも、メモから後で読んでわかる文章にまとめておきましょう。

メモだけでは、後で見返したとき読めなかったり、結論までの道筋が分からなかったりするので
自分なりのまとめが必要です。短時間でできるように訓練のつもりで取り組みましょう。

隙間時間活用の準備

隙間時間を活用するためには少し準備をしておくとよいでしょう。

具体的には隙間時間の長さでやることを決めておくのです。

30分あれば講義動画を見るとか、5分あれば英文のシャドウイングをするとか。
1分あれば胸ポケットのノートを見返すとか。

それをするために週末に準備をしましょう。

折角の隙間時間、何をするか考えているだけでタイムアップもありえます。

隙間時間にすぐ学習に入れるよう、講義動画や英語の教材をスマホに保存したり、自分で整理した内容を胸ポケットに入るノートにまとめたりするとよいでしょう。

まとめ

社会人は時間がないのは事実ですが、思ったより時間が捻出できることも分かっていただけたと思います。

また、短い時間でもアウトプットを行う学習や自分自身の能力向上のためのアウトプット訓練ができる事もお話ししました。

特に隙間時間は塵も積もれば山となる方式で着実に成果が積み重なっていきます。

これなら出来ると思ったらすぐに実践してみてください。

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