アウトプットの6つの効能

前回までの記事でアウトプット重要性についてお話してきました。

情報が多すぎて理解が追い付かないかもしれませんね。

ここで整理のために今一度アウトプットの効能・効果についてまとめます。

アウトプット効能1.記憶に残る

この「記憶に残る」というのは学びの基本です。覚えていなければ理解も活用もできないからです。

脳の仕組みとしてインプットされただけで使われない情報は忘れてしまいます。

アウトプットすることは、内容を何度も見直す事になります。脳はそれを「使われた情報」=「重要な情報」と判断して
長期保存領域に移します。以前、短期記憶と海馬のお話をしましたね。

さらにアウトプットするために多方面から考える事も見逃せません。

脳のいろいろな領域からシナプスが伸びる事で記憶をより強固なものにするのです。

アウトプット効能2.行動が変わる

アウトプットの行為自体が行動の第一歩です。
インプットだけでは「読んだ」だけ「聞いた」だけですよね。

アウトプットの「書く」事「話す」事の他にもアウトプットは「行動」する事なのです。

アウトプットの「行動」は全て運動です。インプットでも体を動かしながら覚える例を上げました。アウトプットは意識しなくても体を動かしているのです。

そして、アウトプットに対してフィードバックを行う事で、関連知識の定着と応用力が身に付きます。
自分の中で腹落ちした知識と応用力は、新しい問題への対処に自信を与えます。

未知の問題に対して積極的にかかわっていけるのです。

アウトプット効能3.現実が変わる

アウトプットのお陰で、自分の行動が変わると自分を取りかこむ人々にそして世界に影響を与えるようになります。

これは大げさな話ではありません。

小さなアウトプットとして、数学の問題が解けて、友達に教えてあげたとします。

その友達は感謝し、なにかのお返しをしてくれるかもしれません。数学が得意との噂が広がれば、友達になりたいあの人も聞きに来るかもしれません。

そうです。行動が変わると現実世界が変わっていく。

いえ、世界を変えていけるのです。

アウトプット効能4.自己成長する

インプットそしてアウトプットさらにフィードバックをする、これは工程改善で有名なPDCAを行う事と同じです。

  1. 1.P(Plan) 計画します。
  2. D(Do) 実行します。
  3. C(Check) 計画通りになったかチェックします。
  4. A(Action) 行動する。

PDCAを今回のインプットアウトプットになぞらえて簡単に説明すると

1.P(Plan) では肩こりがひどいので体のツボに関するノウハウ本を読む事で肩こり解消情報を得る。

2.D(Do) では、ツボのノウハウ本を読みます。

3.C(Check) では、読んだノウハウ本はツボ全般の情報が網羅されていたので、肩こりに限ると情報が少なかった。とわかったとします。

4.A(Action) では、少ないながらも肩こり解消のツボがわかったので、それを押す事を毎日する。

といった感じで進行します。

さらにPDCAをまわすと次のPでは肩こりに効く体操をyoutubeで探す。
など今回以上の成果を求めて新しい行動を計画していきます。

PDCAは通常企業の工程を改善ツールですが、仕事工程の代わりに自分自身の学びの場が改善し
それに伴い自分の周りの環境が改善されていくのです。

この自分自身に対するPDCAを回す事で自分自身が確実に成長していきます。

ワクワクしませんか?

アウトプット効能5.人生が楽しくなる

インプットアウトプットあるいはPDCAで成長のスパイラルが機能し始めると、アウトプットが楽しくて楽しくてしょうがないはずです。
特にポジディブなアウトプットをすることでと周りの人に感謝され、信頼されるようになります。

そうするとさらにアウトプットしたくなるはずです。

考えてみてください。勉強する事(学び)が、楽しくて仕方ないのですよ。出会うもの何から何まで楽しいですよね。

これは成長の螺旋階段いや螺旋エスカレーターに乗っているようなものです。

アウトプット効能6.圧倒的な成果がでる

アウトプットの効能としてここまで5つを説明しまとめました。

  • 記憶に残る
  • 行動が変わる
  • 現実が変わる
  • 自己成長する
  • 人生が楽しくなる

これら5つのそれぞれのステージでのお話をしてきましたが、それらを通じて最終的に自分自身の成長で、現実世界変えることができる。それに同意してもらえるのではないでしょうか。

具体的には、学校や職場などでは評価も上がり、頼られ、より大きな仕事を任せられるようになります。

その結果、学校では生徒ヒエラルキーの上昇。会社では昇給や昇格につながるでしょう。

もちろん、学校や職場以外のプライベートな場面でも活用すると、発生するポジティブな連鎖反応的に踊るくはずです。

この記事の内容を活用して上手なアウトプットで、人生を世界を変えていきましょう。

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